ショパンワルツ第7番
ショパンワルツ

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音楽とピアノの広場ショパンワルツ第7番

            

     ショパンワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2

 1846〜47年にかけて ショパンの死の2年前に作曲されたワルツ。
ジョルジュ・サンドとの生活が終わろうとする36歳〜37歳に書かれたもの。
ナタニエル・ド・ロスチャイルド男爵夫人に献呈された。

 華やかでありながら、憂いに満ちた美しい曲。
比較的演奏しやすく、愛好者も多い。
奥深さは底知れず、弾くたびに奥行きを感じる名曲だ。

 Op.64は、3つのワルツで成り、生存中に出版されたワルツ最後のもの
                     (1847年出版)
  Op.64ー1 第6番 変ニ長調  子犬のワルツ
      ジョルジュ・サンドが飼っていたマルキという名の犬が
     自分のしっぽを追って、くるくる回る様を表していると言われている。
  Op.64ー2 第7番 嬰ハ短調

  Op.64ー3 第8番 変イ長調 
  
ショパンのワルツは、舞踊とはかけ離れ、演奏のみが目的となっている。
シューマンに 「もしワルツに合わせて踊るのであれば、その相手は
貴婦人でなければならない」と、評されている。
 

 
  別れの曲~ショパン名曲集
       

 4分の3拍子。 

 変則的なロンド形式、または 複合3部形式 A-B-C-B-A-Bの順に、各主題が循環する。

 A Tempo jiusuto(正しいテンポで) 
   冒頭は6度の和声で 左手のワルツリズムにのって 右手がマズルカを奏でる。

   マズルカとは、4分の3を基本とする特徴的なリズムを持つ、ポーランドの民族舞踊及びその形式
   第1拍は付点が多く、第2もしくは第3拍にアクセントが置かれる。

 B piu mosso(それまでより早く)
   空回りするような、右手の繰り返し変形

 C 変ニ長調に転調し、緩やかな半音階を繰り広げる。


 演奏時間は、約4分。

 比較的弾きやすく、発表会等で弾かれることも多い。

 人前で弾いて聴かせる一曲として ステキだと思う。

 味わい深く、ショパンの魅力を知ってもらうには格好の曲だ。
 


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